リージョンの戦術について
パッチノート2.5.4
先の記事で触れたようにリージョンは能力によって高速移動し
サバイバーを深手負傷状態に陥れる
また攻撃を命中させた際の能力継続によって
次々とサバイバーへ深手負傷をばら撒く事が可能だ
初手を取る能力は他のキラーに比べて段違いに優れている
しかし問題は2撃目以降に現れてくる
サバイバーが深手状態中に能力攻撃を継続する場合は
さらに1~4撃の深手攻撃を命中させなければならない
とにかく深手ゲージが減らないのだ
チェイスを維持しながら能力で這いずりにする頃にはかなりの時間を要している
おそらく二人目のサバイバーに同様のそれを繰り返している内に
最初に吊ったサバイバーは救助され発電機の3~4台は通電されてしまうだろう
では2撃目以降は通常状態で切れば良いのではないか?
その通りである
しかしここでリージョンの基本性能がネックとなってくる
足が遅いのだ
同じ移動速度のハントレスは手斧、ハグはチェイス時に罠を設置
能力を用いて足の遅さをカバーする
言い換えればガチなチェイスはしない立ち回りだ
スピリットに関して言えば能力自体の難易度は高いものの
言わば見失うか仕留めるかという能力で高速移動して一瞬でズドンである
深手のような特殊性がないので一撃で這いずりとなる【圧倒的速度差】
能力の内容が故にリージョンは通常チェイスにおいて速度をカバーする能力はなく
通常攻撃する場合は純粋に追いついて攻撃する他にないのだ
このような理由で通常移動でサバイバーとガチチェイスした場合
少しチェイスの上手いサバイバーにかかれば手玉に取られてしまう事もしばしば
リージョンに決まった事ではないが固執するとあっというまに時間は流れ
発電機の3台や4台は瞬く間に通電してしまう
しかし一人のサバイバーをターゲットにした時
目視した上での高速移動能力のあるリージョンを煙に巻くことは用意ではない
また時間さえ気にしなければ非チェイス状態のまま血やスクラッチを追跡し
深手タイマーを管理することでサバイバーの動きを封じ込める事ができる
サバイバーにしてみればまったく【理不尽】なチェイスだろうな(笑

現状のdbdメタでは以下のような戦術が考えられる
戦術1:愚連の狂乱ゴリ押し戦術
戦術2:愚連の狂乱からの通常攻撃戦術
戦術3:愚連の狂乱からの深手カウント継続追跡
能力をアドオンやパークで補強し
方向性を持たせた補強で変化させる事によって
これらの戦術はより強力になるのでそのあたりの考察に踏み込んでいきます
戦術1:愚連の狂乱ゴリ押し戦術
深手タイマーの上限を減らしかつ
攻撃命中時の深手ゲージの消耗を拡大させるアドオンの組み合わせ
【刺し傷の研究】【フランクのミックステープ】 を使用する
愚連の狂乱で初撃から能力を継続して2撃目、スタンを挟みつつチェイス継続し
能力が回復したところで再度能力を使用して3発目で這いずりにすることが出来る
他キラーに比べて早いかというとそうでもないが安定しているとは言える
能力性能をフルに強化してサバイバーを這いずりにしていく戦術だが
レアなアドオンを2枚使いするため継続し続けると瞬く間にアドオンは枯渇する
おそらくこのアドオンとこの立ち回りを補助できるパークの組み合わせが
現リージョンの最強構成となると思う。

この戦術に対して筆者のオススメの構成は以下
パーク構成:【観察&虐待】【不協和音】【イタチがとびだした】【呪術:破滅】
アドオン構成:【フランクのミックステープ】【刺し傷の研究】
各パークと戦術と基本能力とのシナジーを考察
【観察&虐待】
チェイス開始前により接近出来る事は足の遅いリージョンにとってかなりのメリット
さらにチェイス時の脅威範囲が8メートル増加する事で
能力使用時の心音範囲増加とあわさって最大40Mとなりこの範囲内にいる
深手を負っていないサバイバーの位置を索敵出来ることになる
【不協和音】
リージョンの能力は前述しているように次々と深手負傷をばら撒く事が出来る
複数人で発電機を修理する際に通知が届くため修理妨害と深手ばら巻きのチャンスを得られる
また今回の戦術からもその内のだれか一人が吊られる事になるはずだ
【イタチがとびだした】
このアドオン構成は吊ることに特化しているのでイタチの発動チャンスが多くなる
また高速移動で修理の進行が進んでいる発電機に向かいやすいのもあり
徒歩キラーよりも蹴る発電機を選択する余裕がある
不協和音の通知が来た発電機まで戻ってサバイバーの心を折りにいく
【呪術:破滅】
現段階のメタではこれが無いと発電機を守りきる事は稀と考えられる
バグで出現位置が概ね固定されている為
今は守りながらサバイバーを索敵するスタイルになってしまうが
元々のいつ見つけられるか解らない運要素
スキルチェックの上手いサバイバーには効果は期待できない
しかし平均点でみるなら安定のパークだろう
これが破壊されるまでに一人は吊り上げて起きたい

もちろん他にも有用なパークはあるが全体のシナジーを考慮した場合
ずさんな肉屋、死恐怖症などはオミットできる
不必要な発電機はむしろ通電して貰ってもかまわないからだ
サバイバーが無傷でも負傷状態でもこの戦術にはあまり差がないこともある
最後に意識して欲しい事
まずは破滅に向かって愚連の狂乱でスッ飛んで行こう(どうせ場所はバレているので)
使う上でいきなりぶっ壊されてもいいで放置するなら別パークを選んで欲しい
破滅周りを索敵しながら周囲の発電機をチェックしよう
このとき最寄の最も近接した発電機を3台確認しておくこと
一人目を見つけたら能力を使って仕留めていく
なるべく破滅か発電機近くに吊れると良い
破滅から遠ざける考え方も解るけど筆者は近くに吊って救助阻止と破滅維持を行い易くしている
(まぁ人それぞれなので否定はしないけども)
とにかく近く3台の発電機と破滅と吊った生存者をフック第二段階に進行させたい
キャンプと言われても気にしない、上手いサバイバーはそんなに甘くない
救助に来たサバイバーが無傷状態の場合は能力で切ること※1
能力の心音範囲索敵で周囲を行いクリアリングする
近くにいサバイバーがいない、吊った生存者が第二段階に以降していれば
救助に来たサバイバーをBS※3這いずりを狙おう
時間がかかりそうなら発電機と破滅と救助阻止に戻っても良い
一人目を退場させるほうが優先度が高い
当然、能力索敵でサバイバーが感知するようならディフェンスに転じよう
※1注意して欲しいのは深手状態で無理やり救助されてしまうということ
狂乱使用時にキャッチは出来ないので落ち着いて能力を解除し
トンネルするか救助に来たサバイバーに命の交換を強いろう
※2無傷状態のサバイバーを通常で切って優位になるケースはほぼない
※3Bloodstalkerの略、深手タイマー進行を継続させつつ追跡すること
サバイバーを3人に減らすことが出来たら発電機の進行度合いを見て
破滅を捨てて索敵範囲を広げていこう。

リージョン最強構成と言っても人数を減らせないと
なかなか厳しい状況に陥りやすいので油断しないで欲しい
次回は戦術2を飛ばして
【戦術3:愚連の狂乱からの深手カウント継続追跡】について記事にしていきます